やっぱりひなたがいい

ここは、私のもうひとつの居場所

受精卵廃棄に悩む日々

妊娠6ヶ月に入りました。今、昨年秋に採卵し凍結した初期胚が2つあります。1つはグレード2、1つはグレード4。毎月 ¥5,500円の管理料を支払って保管してもらっています。1年あたりの管理料は ¥66,000 になります。

 

私は41歳でもうすぐ42歳になろうとしています。前回の出産が帝王切開だった為、今回も帝王切開を勧められていますし、自分も自然分娩に憧れはあるものの、年齢もあるし、危険を冒してまでチャレンジしなくても良いかなと思っています。

 

不妊治療というものは、最後まで選択を迫られて辛いですね。お腹に戻せば人として産まれることができていたかもしれないのに。グレード2は息子と同じだったはず。それなのにみすみす破棄してしまうことにとても抵抗があり、なかなか破棄できずに今まで来ました。

 

3人目、いたら楽しいかもしれない。そうだね、大変だろうけどね。今以上にお金がかかるのに、私は仕事を続けられなくなるかもしれない。仕事は自分の為に続けたい。だけど、今だって家庭と仕事との両立は結構ギリギリ。会社、保育園、実家にも多少なりに迷惑をかけていると思う。その上、個人的に収入が減り、欲しいものもやりたいことも今以上に我慢して、さらにストレスが溜まるかもしれない。それでも幸せだと言えるだろうか。いやおそらく幸せだと断言できる位、子どもにはパワーがあるとは思っているのだけど。

 

夫は元々3人目どころか2人目も何なら1人目さえも、そんなに前向きではなかった人ですが、受精卵破棄については、39歳で帝王切開して、42歳で、その後44歳?そんな短期間に何度もお腹を切るって危険じゃないかと言っていました。その考えは自分にはなかったけど、それもそうなのかなと納得しました。それくらいハードな選択をしようとしていたということ。

 

あえて無理をしないこともきっと大事。

ごめんね、迎えに行ってあげられなさそうだ。私たちが幸せに過ごしていれば、生まれることができなかった赤ちゃんは納得、なんて多分しないと思うんだけど、精一杯幸せに過ごすことが私たちのできる唯一のことだと思っています。

 

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