やっぱりひなたがいい

ここは、私のもうひとつの居場所

深夜に1人、涙する

今週息子は体調を崩した。

熱は下がったけど機嫌が悪い。

お風呂から出ても服を着ようとしない。

せっかく作ったご飯も食べない。

飲み物も投げたり吐き出したり。

スマホを触り、財布を漁り、私もついイライラして辛く当たってしまった。

泣いている時に怒ると火に油を注ぐだけなのに。

いつもなら我慢できるのに、どうして。

 

プラノバールを飲み続けてあと1週間で終わり。

このまま来周期移植に挑戦して本当に大丈夫か。

 

晩婚。不妊治療の上の高齢出産。

それだけでラッキーだと毎日思ってた。

誰にも言わなかったけれど、一発逆転みたいなつもりでいた。

辛いことがあっても、周りに散々迷惑を掛け、頼りながらもなんとかやれている気がしていたけど。

 

わかっているのだ。

 

子どものいない人生。

それはそれで子どものいる人生を過ごす人には味わえない貴重な人生。

自分のためにたくさん時間を使える人生。

それより、自分が上でも下でもないことも。

 

保育園に入園して、保育士さんに憧れた。

今からでも独学で資格を取ろうかと思う位に。

それなのに、今私は1人育てるのでさえしんどさを感じていることも。

 

子どもが1人より2人、2人より3人。

多ければ多いほど尊敬の眼差しで見つめてしまう。

だからといってひとりっ子を責める資格など誰にもないことも。

 

40歳を過ぎて2人目を無事出産できたとしても、両親が高齢でサポートも期待薄な中、この子は1人目以上に歓迎されるだろうか、などと考えてしまうことも。

 

1人目を産んだ時。この子を大切に育てる人生で(つまり2人目はなしで)いいんじゃない?と助産師さんに言われたことも。

 

もう一度帝王切開する覚悟は、そうなったらやるしかないけど、あるようなないような状態なのも。

 

健康診断でひっかかると、大袈裟ながら、できるだけ長生きしたいと強く思うようになったことも。

 

色々あるけれど。

 

やはり凍結した分は、少なくとも2回は、私は挑戦するのだろうな。

 

生きづらくしているのは、他でもない私。

 

自分の弱さを持ち物で隠し、顔色を伺いながら、必死に体裁を取り繕い、褒められて安心したいだけの、自分を生きれていない、私。

 

なんだか残りの人生、今ある人生にただ感謝しながら堂々とまっとうに生きたいと今更ながらに思う。

 

部屋も片付いていないし、洗濯物も片付いていない。冷蔵庫の中身も把握できてないけれど、とりあえず今日はもう何もしなくてもよしとしよう。