やっぱりひなたがいい

ここは、私のもうひとつの居場所

不妊治療の記録4 撃沈

2018年6月下旬

初めての人工授精に挑みました。

スプレキュアもちゃんとできているか怪しい中、会社は午前休を取り、朝から採取した主人の精液を胸で温めながら車を運転。日差しが強く、暑さで精子がやられないか心配しました。

 

事情を知らない人には何やってんのって話かもしれないけれど、人知れず同じようなことをしている人が世の中には沢山いるはず。

 

病院に着いて精液の洗浄があり、1時間半位して、ようやく人工授精。

直前にスコアを見せてもらえる。

 

運動率8%、奇形率50%、SMI26

 

今思えばこんなスコアで人工授精で妊娠できるわけがないと思うのですが、その時はよくわからなかったし可能性に賭けました。というか、この時点でキャンセルしても費用は全額請求されるそうです。検査しかしていないのに。

 

初めてだから力が入っていたのか、はっきりいって痛かったです。痛いけど、これくらいなんのそのの気持ちで2.3分我慢。

 

その後しばらく休んでから、薬をもらって帰りました。痛いのも薬を飲むのも全て女性。お会計は20000円ちょっと。後で半分自治体から補助が出るとはいえ高い。だけどこれで上手くいくなら安いもの。

 

妊娠したら出産はいつかななどと想像しながら、生理が来ないように祈り続けました。

 

ここからの2週間が長い。

 

だけど淡い期待は10日目で早くも落胆に変わってしまうのでした。

 

続く