やっぱりひなたがいい

ここは、私のもうひとつの居場所

退院と長男

無事退院し、自宅で過ごしています。

約1週間ぶりに長男と顔を合わせました。

 

最初は赤ちゃん、赤ちゃんと言ったり、テンション高めでジャンプしていたけれど、徐々に隅っこへ行ってしまい、泣き出してしまいました。

 

これまで離れて過ごしたことがなかったから、彼なりに辛かったことと思います。

 

コロナの影響で入院中の面会もできなかったからね、LINEのビデオ通話ではそっけないそぶりをしていたけれど、やっぱり寂しかったよね。

 

そんな彼も赤ちゃんが泣いていると、赤ちゃん泣いてる、とミルクを持ってきてくれて、その成長に驚かされます。

 

これからも、お兄ちゃんだから、なんてことは絶対に言いたくないし、お兄ちゃんのことこそこれまで以上に大事に扱ってあげたいです。

 

そして、ひとりっ子だとしたら、ずっとひとりの成長を全力で見守り続けられるので、それはそれでいいことだなあと思ったりしました。

 

いろんな選択肢があって、それぞれにメリットがあるから、それらを心に留めて、周りに振り回されず生きていければなあ。なかなか難しいですが。

39w 第二子出産

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無事に男の子を出産しました。

 

母子共に健康状態も問題無くありがたいことです。これが1番大事なことです。ほんとにほんとに。

 

予定帝王切開なので、緊急手術の前回とも違い、スタッフさんを含めて余裕があり終始穏やかに進んだように思います。

 

が、麻酔が切れたらやはり激痛に襲われ、メンタル崩壊。かつ、誰も来ないことをいいことに、暇さえあればスマホばかり見てたら、見なくて良い情報まで見てしまい、勝手に落ち込んでしまったりと、時間の使い方って難しい。

 

家のこと、長男のことも気になるし、早く退院したいようなしたくないような気分ではありますが、とにかく今は残された時間を無理せず過ごしたいと思います。

 

外は桜が満開のようです。いつもだったらお花見できたのになあ、来年こそは必ず!

39w 入院

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帝王切開の為、前日から入院になりました。

元々38w頃を手術日として設定するケースが多いようですが、こちらの都合で遅めの39wにお願いしました。それまでに破水したら1人目と同様に緊急手術になると思いつつ、産まれる気配は訪れず、無事にここまで来ました。

 

誰もこない病室。

今日が3人家族の最後の日。

明日から4人家族になる。

何だか不思議。

そして少し不安。

 

不妊治療に始まり不正出血、性別やら引き継ぎがうまくいかないやらと余裕がなく些細なことでイライラモヤモヤしていたけれど、ここまで来るともう全てくだらないことで、無事に産まれてくればと思えます。そして自分が思ったより疲れていたことにも気づきます。

 

親も高齢になってきて、頼りにはできなくなってきていて、早く結婚していれば、早く産んでいれば、もっと楽だっただろうに。それでも意地になって、極力頼らず、精一杯やってきたつもりだけど…

 

今後も自分は強くいられるだろうか。

優しくいられるだろうか。

そして、何より自分のことも大事にできるだろうか。

 

4人家族になる。

10年前は想像もつかなかった未来が

そこにある。

 

今は会えない長男へ。

母はあなたに兄弟を作ろうと必死でした。

父もあなたもそれを望んでいたかはわからないけれど、みんなで仲良く楽しく過ごせるといいね。

不妊治療が年を跨いだ時の確定申告

今年の2月から3月にかけて、確定申告に悩まされました。というのも一昨年は採卵だけして、昨年移植。一昨年の段階では助成金を受けていないし、移植の目処も立っていなかったので、全て医療費控除に含めてしまっていたのです。

 

税務署に確認したところこう言った場合は助成金の総額について、一昨年の採卵分の金額、昨年の移植の金額、それぞれの割合を計算するそうです。

 

助成金の合計 40万円

一昨年の不妊治療費 70万円

昨年の不妊治療費 30万円

の場合

 

一昨年分 40×70/100=28万円

昨年分 40×30/100=12万円

をそれぞれ医療費控除として申告するようです。

 

ただ、やはりおすすめなのは年を跨いでも採卵から移植までの一連の不妊治療が終わった段階でまとめて申告することですね。年別の計算をしなくて良いので圧倒的に楽です。

37w 受精卵を廃棄することにしました

3月末で受精卵を廃棄することにしました。夫には年末で廃棄したことにしていますが、その後も踏ん切りが付かず、ようやく、です。

 

今臨月で大きなお腹を抱えていますが、今後、私は再度妊娠することはないでしょう。不妊治療のクリニックを訪れることも、もうないでしょう。最終的にこの決断を下すのに、長い時間がかかりました。放っておけば永遠に安いとは言えない管理料がかかります。クリニックのカモといえばそうなのでしょう。悪くは言いたくないけれど、仕組み上、お金で買えない物だからこそ、余計に心の迷いにつけ込みます。

 

自然妊娠が叶わない場合の手段として、不妊治療があります。不妊治療の末、子供を授かったことは、自然妊娠とは違う葛藤、苦しみ、そして喜び、色々あると思います。なかなか人と共有できることではないけれど、そこには妊娠という明確な目標があり、頑張ってきた過程があります。

 

私自身は不妊治療をしたことについて、後悔はないです。勇気を出して良かったと思います。だけど人に勧められるかと言われれば、なんとも言えないのが本音です。軽々しく子どものいる人生は良いよ、だなんて言いたくないです。いろんなライフスタイルがあるのも理解できます。例えば孫を望む親の期待に応えたところで親が一生面倒見てくれるわけではまさか当然ないし。

 

だけど、例えば雑誌等を見ていても40代ともなると、結婚して子どもがいるのが当たり前の設定になっていたりして、もし結婚していなかったとして、子どもがいなかったとしても、私は私と強くいられるか、自信がないです。世間の無言の圧力にやられてしまいそうです。

 

不平不満や悪口を言いたくなる時は、心の余裕がない証拠で、その時の自分は決して美しくははないし、後で考えても情けないというか恥ずかしく思います。これまでの人生で、キャパがそう広くないことも自分ではわかっているつもり。だからこそ、心の余裕を忘れず、無理せず(この匙加減が難しい)謙虚に、何より自分の意思で作ったこの家族を大切に、生きていければと思います。