やっぱりひなたがいい

ここは、私のもうひとつの居場所

不妊治療の記録6 カウンセリング

2018年10月

通院を続けるうちに、すっかり疲弊してしまって。

ある日の通院時、看護師さんに「余裕の無い表情をしている。」と心配されました。

子どもを持つことに対し、主人も積極的というわけでは無い、両親も自然妊娠が無理なら諦めれば良いというスタンス、デリケートな話題なので友達にも不妊治療のことは自分からは言わないでいる中、我慢し過ぎて精神的にかなりやられてしまっていました。

 

鈴木レディスホスピタルでは月に一度カウンセラーに来て、カウンセリングを受けられます。平日の午後のみなので仕事を抜ける形になりましたが、私も一度利用しました。

 

カウンセラーに話を聞いてもらううちに、無理に良い嫁を演じなくても良いと思えるようになれた気がします。

 

良い嫁=義実家に尽くし、笑顔を絶やさず家事もきちんとこなし、かつ子供も産み育てるみたいなイメージ。良妻賢母みたいな。

 

義実家からは帰省の度に、大なり小なり「子供ができたら」「早く二世を」のような言葉が出てきて、その度に少なからずプレッシャーを感じていました。

 

だけど一番大切なのは自分で、自分が壊れてしまったら元も子もない。たった一回のカウンセリングでしたが、受けて良かったと思います。

 

誰にだって時には安心して辛いことを吐き出せる場所が必要だと思うし、そのためにカウンセリングを利用するのも一つの手と思います。

 

続く